3、4日の2日間、がまかつの新製品の竿(さお)を使っての実釣会が開催された。
初日、午前3時半に10人で出船。慶良間の磯の予定だったが、波3メートル、風も10メートル以上で雨の予報なので、那覇一文字の北の新堤に変更。明るくなるのを待って、フカセ釣りやカゴ釣りなど思い思いの仕掛けで釣り始めた。しかし午前中は魚の活性が低く、13メートルの強風、降りやまない雨が容赦なく参加者たちを攻めた。
お昼前になって、フカセ仕掛けにトカジャーやヒレーカー、スマガツオなどがポツポツと釣れるようになり、カゴ釣り仕掛けには2キロ前後のスマガツオが連発するようになった。
結果、午後3時の帰港までに、1人でスマガツオ4匹を釣った玉城晃さんを筆頭に、スマガツオ6匹、ヤマトナガイュー2匹ほかトカジャーやヒレーカーなど、まずまずの釣果に恵まれた。
2日目は34人が参加して北の新堤やタイヤ、南の防波堤に分散して、スマガツオやタマンほかが釣れ、実釣会を終えた。
那覇一文字ではハララーの群れが居着いていて、それを狙って2キロ前後のスマガツオやヤマトナガイュー、時には10キロクラスのキハダマグロなども回遊して来ることもあるそうだ。ただサメも多く、釣れた魚の多くをサメに横取りされることも多い。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)