最強牛が激闘、沖縄秋の全島闘牛大会 「有心邁進龍」が防衛果たす


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この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦
激しい攻防がくり広げられたシーの一番(左は優勝した有心邁進龍)=11日、沖縄県うるま市の石川多目的ドーム(滝畠豊美撮影)

 沖縄県内最強牛を決める第110回秋の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が11日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。会場を埋め尽くした3500人(主催者発表)の闘牛ファンは、封切り戦から一番の見どころとなる全島一決定戦(シーの一番)まで、12組の白熱した取組に大きな声援や拍手を送った。

 シーの一番は現王者の有心邁進龍が、南星美龍の一瞬の隙を見逃さず攻撃して勝利し、2度目の防衛を果たした。

 3度のタイトル防衛を果たした古堅モータース☆黄龍が優勝旗を返上し、全島一決定戦が繰り広げられた中量級(970キロ以下)では、(株)全勝工業王冠が金太郎を破り初優勝を果たした。軽量級(850キロ以下)では二代目ひめゆりGOGOが新チャンピオンに輝いた。