春の選抜 21世紀枠に普天間推薦 沖縄県高野連


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21世紀枠の推薦表彰を受け、笑顔を見せる普天間高校野球部の高良空旺主将(左から3人目)と久場政彦校長(同4人目)=16日、宜野湾市の普天間高校

 沖縄県高校野球連盟(岩崎勝久会長)は来春の第91回選抜高校野球大会の21世紀枠推薦校沖縄代表に普天間(久場政彦校長)を選出し16日、宜野湾市の同校で推薦の表彰状を贈った。表彰状を手にした高良空旺主将は「選ばれたことに責任と自覚を持ち、気を引き締めていきたい。父母や地域などにも感謝の気持ちを忘れずに取り組む」と話した。

 普天間は県秋季大会でベスト8入り。文武両道を掲げ、グラウンドを全面使用できるのは週に一度の環境の中、工夫して練習している点などが評価された。同校は1971年の選抜に出場し、県勢の春の初勝利を挙げている。その当時の選手の米須清徳さんがこの夏から監督を務めている。

 21世紀枠は12月14日に全国9ブロックの代表1校ずつを選び、来年1月25日にその中から3校を決める。