農大生が作ったマンゴープリンとパイはどんな味? 12月2日 農大祭で販売


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試食する伊差川保育園児=22日、名護市名護のなごアグリパーク美ら島キッチン

 【名護】名護市大北の県立農業大学校は22日、農大産マンゴーを使用したパイとプリンの試食会を、市名護のなごアグリパーク・美ら島キッチンで開いた。パイとプリンは、同校園芸課程果樹専攻の学生が、美ら島キッチンと連携して開発した。12月2日に開催する第16回農大祭で販売する。試食会には伊差川保育園の園児約30人も招かれ、スイーツを味わった。

 開発した「砂糖ちょっとのそのまま まんごープリン」にはマンゴーソースがたっぷりとかかる。卵未使用で、マンゴーの風味を存分に味わえる。また「Oh!パイ!!」はマンゴージャム入りで、サクッとした食感が味わえる。いずれも規格外のものを使った。

農大産マンゴーを使用したプリン(右)とパイ

 同大1年の大城文也さん(21)は「9月から開発し、いずれもおいしく仕上がった。ぜひ味わってほしい」と話し、農大祭への多くの来場を呼び掛けた。

 農大祭は2日午前9時半~午後3時半。農産物や加工品、農大バーガー、和牛精肉、牛汁やカレー、豚丼などを販売する。フラワーアレンジメント教室、果樹栽培講習会、ダイコンとレタスの収穫体験もある。会場内施設を巡るスタンプラリーも実施し、先着400人に景品もある。なごアグリパークから農大校までシャトルバスを15~20分間隔で運行する。

 問い合わせは同校(電話)0980(52)0050。