大型クルーズ船に驚き 中城湾港に急増 「飛鳥Ⅱ」見学会 中部広域組合


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寄港のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」の船内を見学する参加者ら=5日午後、中城湾港

 中城湾港でクルーズ船の寄港が急増していることを受け、中部広域市町村圏事務組合は5日、事業者向けクルーズ船見学会と受け入れセミナーを開いた。大型船だと1隻で1億円を超える経済効果が期待されるクルーズ客を取り込もうと、自治体や企業関係者ら約70人が参加した。

 中城湾港でのクルーズ船受け入れは2016年が8回だったが、17年は15回、18年は30回となり、2年で4倍近くに増加している。見学が行われたのは郵船クルーズの「飛鳥Ⅱ」。参加者は約250メートルの船内にあるプールやレストラン、ホールを見て回り、スケールの大きさに驚いていた。

 見学会後は、うるま市の「うるマルシェ」でセミナーを開き、沖縄総合事務局の辻本陽琢港湾計画課長、同事務組合クルーズ船アドバイザーの吉川太朗氏が講演した。