那覇西「恩返しできる戦いを」 30日開幕戦、必勝期す サッカー全国高校選手権


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全国大会に向け、気合を入れる那覇西高校サッカー部の選手ら=6日、那覇市の琉球新報社

 11月のサッカーの全国高校選手権大会県大会を制し、全国選手権(30日~来年1月14日)に2年ぶり16度目の出場を決めている那覇西の選手らが6日、那覇市の琉球新報社を訪れて、県大会の優勝報告と「スタジアムの雰囲気にのまれずに、支えてくれている方々に恩返しできるにような戦いをしたい」と全国大会への意気込みを語った。

 県大会の結果を報告した平安山良太監督は「準々決勝から決勝まで難しい試合だった。昨年県大会で負けた悔しさを忘れずに日々練習してきたことを出し切れて、勝ち上がれた」と振り返った。

 全国選手権の1回戦は開会式直後の試合で駒沢大高(東京B)と対戦する。開幕戦となったことについて、東舟道尚吾主将は「あまり驚きはなく、やってやろうという気持ちになった。開幕戦という大舞台でも落ち着いてプレーできるように練習している。沖縄代表として、いい報告ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 長濱雅仁校長は「一つになってチームケミストリーを起こして、これまでにない成績を残して、県民の期待に応えられるようにしてほしい」と期待を示した。

 全国大会は30日から首都圏の会場で行われる。