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沖縄総合事務局は6日、2016年度から約3年にわたって実施してきた首里城(那覇市)正殿の漆塗り直し作業が11月29日で完了したと発表した。1992年に復元されて以来、外壁部を全面的に塗り直したのは初めて。竜や獅子の模様を施した唐破風(からはふ)、正殿から突き出す4本の向拝柱(こうはいばしら)などに施された彩色や金箔(きんぱく)も修復して、復元当時の鮮やかさを取り戻した。
首里城は天然塗料を塗っているが、強い日差しや風雨にさらされて消耗していた。同局開発建設部の中島靖部長は「無事に復元当時の姿に戻すことができた。首里城正殿の朱(あか)を皆さんに見てほしい」と語った。