島豆腐スープカレーでたまご家おかん連覇 宮古島うまむぬ杯 野菜もたっぷり


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【宮古島】宮古島ならではのオリジナルメニューを地元の飲食店が考案し、実際に食べた客が投票する「第2回宮古島うまむぬ杯」の審査結果発表がこのほど、宮古島市平良のJTAドーム宮古島であった。グランプリの宮古島市長賞には「たまご家おかん」(市平良西里)の「和風島豆腐スープカレー」が選ばれ、前回に続き2年連続の受賞となった。

「第2回宮古島うまむぬ杯」の入賞者。右から4人目が2年連続グランプリに輝いた「たまご家おかん」の社長・神原紀美代さん、同3人目が夫で店長の知明さん=宮古島市平良のJTAドーム宮古島
グランプリに選ばれた「和風島豆腐スープカレー」

 うまむぬ杯は宮古島オリジナルグルメ普及などを目指した取り組みで、宮古島調理師会と無料ガイド誌「宮古島BBcom」を発刊するりっぷるが主催しており、昨年から開かれている。今回は宮古島産の島豆腐を指定食材に、市内43店舗が独自メニューを出品した。同誌で紹介された料理を食べた人たちが店舗での直接投票や、インターネットで投票した。

 グランプリに選ばれた「たまご家おかん」社長の神原紀美代さんは「応援してもらったお客様のおかげだ。連覇はうれしい」と喜びを語った。「和風島豆腐スープカレー」には、大きな島豆腐、チキンやジャガイモ、オクラ、ナスなどの具がたっぷり。スパイスを効かせながらも、まろやかな味に仕上げた。神原さんは「試行錯誤を重ねて和風のだしをスープカレーに応用し、豆腐の大きさでインパクトを出した」と説明した。

 準グランプリには「和パスタ 笑伊和囲(わいわい)」の「トロトロ焦がしチーズの冷製パスタ」と、「居酒屋とんとん」の「スンドゥブ」が選ばれた。