プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区)は8日、栃木県のブレックスアリーナで栃木ブレックス(東地区)と今季第20戦を行い、第2延長の末に93―90で競り勝った。通算成績は15勝5敗となった。
第1クオーター(Q)は持ち前の堅い守備でリズムをつかみ21―11と勢いに乗ったが、栃木も尻上がりに調子を上げた。両者ともに我慢比べの展開のまま、延長戦へ突入した。
第1延長でキングスは攻撃時のパスミスで冷や汗をかく場面もあったが、一方で栃木は主力の外国人選手がファウルアウトしてしまい、攻守で選択肢が減ってしまう。キングスはその好機を逃さずに第2延長の出だしから、橋本竜馬の3点弾、並里成のドライブ、ジョシュ・スコットのゴール下の活躍で1~4点差のリードをつくると、追い上げる栃木の重圧を振り切った。
次戦は9日、同アリーナで栃木とアウェー2戦目を行う。【琉球新報電子版】