社民党沖縄県連書記長で県議の仲村未央氏(46)は13日、県議会会派室で会見し、来年夏に実施される参院選比例代表に同党公認で出馬すると表明した。
社民党本部(全国連合)は同日、東京都内で常任幹事会を開き、公認候補とすることを決めた。仲村氏は「明日にも辺野古に土砂が投入されようとしている。過重な米軍基地の提供者の責任者である政府に直接、沖縄のありようを問わないといけない」と語った。
仲村氏は参院選の争点について改憲阻止と辺野古新基地建設阻止を掲げた上で「沖縄が掲げてきた人権、自治、平和に生きる権利が問われている」と語った。仲村氏は今後、関東を中心に選挙戦に向けた活動を展開するとの考えを示した。
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仲村 未央氏(なかむら・みお)1972年5月24日生まれ。沖縄市出身。琉球大卒。同市議を経て2008年県議選で初当選し、現在3期目。2016年から党県連書記長を務める。