町長の仕事も体験 沖縄・西原で児童200人、35職種挑戦


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保育士体験で人形のおむつ交換に挑戦する子どもたち=8日、西原町

 【西原】子どもたちがさまざまな職業体験をする第5回グッジョブにしはらわくわくワーク(主催・西原町観光まちづくり協議会)が8日、西原町のさわふじ未来ホールで開かれた。

 プレハブ小屋の建設やネイリスト、新聞記者体験によるオリジナル新聞作成など、子どもたちは35種類の仕事に挑戦した。この中ではFC琉球の選手からサッカー技術を教わるブースもあった。また、農家での野菜収穫、琉球大農学部での畜産農家体験などバス移動での体験も人気があった。

 今回から参加費千円となったが、イベントの人気も高く、事前受け付けで定員200人にすぐ達した。

 町長の仕事を体験する「わくわく町長」に参加した宮里巴菜さん(8)=坂田小2年=は「(町長は)いっぱいみんなのことを見てることが分かった」と語り、新聞記者に挑んだ安里陽成君(10)=西原小5年=は「しっかり話が聞けた」と胸を張った。