沖縄県地域保健課は19日、本島中部在住の20代女性に風疹の感染が確認されたと発表した。10月に県内で2年ぶりの感染が確認されて以来、患者は計11人になった。
新たに判明した女性は11日に発熱し、13日に発疹が出た。風疹ウイルスの潜伏期間中に首都圏を訪れており、保健所が感染ルートを調査している。
ことしは首都圏を中心に風疹が流行しており、9日までの全国の患者数は2586人。同課の担当者は「年末年始はイベントや帰省、旅行の機会が多くなり、感染症が拡大する可能性がある」とし、注意を呼び掛けている。