うるま市議会も県民投票予算を否決 


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 【うるま】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票についてうるま市議会(幸地政和議長)は20日の12月定例会最終本会議で、県民投票の事務経費として市当局が提案した補正予算案を、賛成12人、反対16人(退席1人)の賛成少数で否決した。

 島袋俊夫市長は記者団に「議員のさまざまな意見を拝聴しながら住民の権利擁護に立つ長として、真摯(しんし)に対応していきたい」と語った。再議については「議員の意見を聞きながら中身を精査し判断をしていきたい」と述べるにとどめた。【琉球新報電子版】