沖縄県座間味村の冬季観光をPRしようと、同村商工会や観光協会、ホエールウォッチング協会などが20日、那覇市のとまりんで合同発表会を開いた。
同村は、観光客の45%が7~9月の夏季に集中していることから、ザトウクジラを間近で見られるホエールウオッチングを中心に観光メニューを拡大し、冬季観光の底上げを目指す。
今季のホエールウオッチングは27日から19年4月5日まで開催される。村ホエールウォッチング協会は「陸のホエールを探せ!」として、観光客が村内にある10点のクジラの絵やモニュメントを探して写真に撮り、探した数に応じてオリジナルグッズを贈る。
村観光協会は、新企画として沖釣りで釣れた魚の種類でビンゴゲームをする「島人のBINGOフィッシング」体験ツアーと、海水から塩を作る「けらまぁす作り体験」を発表した。問い合わせは同協会(電話)098(987)2277。
村商工会は島の素材を使った温かい料理を提供する「ほっこり冬の島グルメ2019」を実施する。村内の飲食店15店が参加する。