伊是名村の村遊びも披露 東京で沖縄芸能フェスティバル 東京沖縄県人会主催、約220人余が年納めの舞


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かぎやで風で幕開けする恒例の東京沖縄県人会の2018沖縄芸能フェスティバル=23日、都内の板橋区立文化会館

 【東京】毎年恒例の東京沖縄県人会主催による2018沖縄芸能フェスティバルが23日、都内の板橋区立文化会館で開かれ、約220人余が年納めの舞を舞った。今回は伊是名島から約40人が参加して、伊是名島の村遊びも披露した。東京在の各島の郷友会関係者や沖縄ファンら大勢が会場に詰めかけ、沖縄芸能に魅入った。

2018沖縄芸能フェスティバルで披露された伊是名島の郷土芸能=23日、都内の板橋区立文化会館

 幕開けのかぎやで風で、東京沖縄県人会女性委員会の有志と共に舞った仲松健雄東京沖縄県人会会長が「今回で19回目を迎えた。にぎやかに迎えることができたのも皆さんのおかげでお礼申し上げる。今回は伊是名島の本場の郷土芸能を披露できる。ゆっくり楽しんでいってほしい」とあいさつした。

2018沖縄芸能フェスティバルで披露された伊是名島の郷土芸能=23日、都内の板橋区立文化会館

 フェスティバルでは沖縄ポップの部も設けられ、島唄ポップスシンガーの「Lisa Oki」と、シンガー・ソングライターの「琉球HAL」のミニライブもあった。
 吉本興業の芸人も登壇し、フェスティバルを盛り上げた。会場のロビーでは、伊是名のもずくやカレンダー、手帳など沖縄物産の販売もあった。【琉球新報電子版】