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西原(女子)初戦突破 全国高校バスケ開幕

西原―東海大諏訪 第1クオーター、シュートを決める西原・具志堅夏琳(左)=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 バスケットボールの全国高校選手権(ウインターカップ2018)は23日、東京都の調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕して男女の1回戦を行い、沖縄県県代表の西原は東海大付属諏訪(長野)を91―82で下して、2回戦に進んだ。24日は聖カタリナ学園(愛媛)と対戦する。男子の豊見城は1回戦で帝京長岡(新潟)とぶつかる。西原は第1クオーター(Q)は23―24とわずかに先行されたが、第2Q以降は攻撃がさえ、試合をひっくり返し、突き放していった。そのほかの1回戦は女子で昨年準優勝の安城学園(愛知)は市前橋(群馬)に96―65で勝ち2回戦へ進んだ。

◆全員バスケで勝利/女子西原

 第2クオーター(Q)以降、持ち前の攻撃力に火が付いた。西原は5選手が2桁得点。第4Qに東海大付属諏訪に粘られ、並ばれる場面もあったが、攻撃は最後まで力強く、91―82と突き放した。39分間プレーしたセンターの宮里雅は「同点に追いつかれた時は、このまま負けたら沖縄に帰れないと思った。うれしい」と理想の全員バスケでの勝利を喜んだ。

 第1Q序盤は動きが悪く、リバウンドが取れず、攻撃にもリズムが出なかった。崎浜秀勝監督は前原彩永主将と宮里雅を一度ベンチに下げ、「もう一回冷静にいくぞ」と外から試合を見させた。2選手が再びコートに戻ると、試合の流れが変わった。

 前原がドライブで切り込めば、古堅沙莉の相手の間を抜くバウンドパスから宮里雅がシュートを決めた。内間星奈がリバウンドで粘り、具志堅夏琳や宮里野乃子は3点弾を決めた。9点リードで折り返すと、後半も勢いは止まらなかった。宮里雅や前原、ガードの知名祐里に徹底マークがつくも、知名はチーム最多の6アシストで得点に絡み、宮里雅は外側でマークを集め、空いたスペースに金城歩里が走り込んだ。

 攻撃力は発揮されたが一方で、崎浜監督は「第1Qでディフェンスリバウンドを取ることができなかった。試合を通しても課題となった」と勝利にも浮かれた様子はない。2回戦の相手は180センチ超のセンターを要し、世代の日本代表もいるシードの聖カタリナ学園だ。前原は「自分たちの走って守るバスケを最初から出して勝ちにいく」。勝利の自信を胸に、目標の8強を目指す。
(屋嘉部長将)