沖縄県内の2017年農業産出額1005億円 2年連続で1千億円超


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 沖縄総合事務局は25日、沖縄県内の2017年の農業産出額が前年比1・9%(20億円)減の1005億円になったと発表した。2016年は21年ぶりの1千億円台となる1025億円を記録しており、2年連続で1千億円超の好調を維持した。

 基幹作物のサトウキビは同22・5%(49億円)減少して産出額168億円と下落したが、子牛価格が好調に推移している肉用牛は同3・2%(7億円)増の228億円で品目別の最高額を記録した。豚は同16・0%(18億円)増の131億円、野菜は同6・3%(9億円)増加して153億円となるなど、畜産を中心に他品目が減少分を下支えした。【琉球新報電子版】