年末年始に釣りタイ


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12月17日、金武湾で43センチ・1.3キロのヨナバルマジクを釣った嘉陽直志さん(こなみ丸)

 年末年始はタイで食卓を飾りたい釣り人は少なくないだろう。その中でもヨナバルマジク(タイワンダイ)はマダイに勝るとも劣らない人気だ。17日、そのヨナバルマジクを釣りたいというオーパFCの新人2人を誘い金武湾へ天秤(てんびん)釣りに出かけた。

 仕事の都合で少し遅めの午前10時に出船し、昨年とは別のポイントで開始。トモでオキアミを餌に釣りをしていた嘉陽直志さんの竿(さお)にコンコンと前アタリがあり、軟調子の竿が大きく曲がった。海面に浮いた美しい魚は本命のヨナバルマジク。幸先の良いスタートに大漁を期待したがその後は天気が荒れ、オーガシガーラ(マブタシマアジ)ほかがポツポツ釣れるのみ。

 1人だけ、幻の魚と思っていたヨナバルマジクが釣れて大満足の嘉陽さん。早速、刺し身と鯛飯(たいめし)にして食べたら想像以上に美味で、一足早く正月気分を味わった。こなみ丸(電話)090(8838)5612。

 14、15の2日間、愛媛県で行われたヤイバ磯祭りファイナルステージは、全国から予選を勝ち抜いた猛者を集めグレ釣り日本一を競う全国大会の一つ。渡嘉敷大輔さんは初日に3試合を勝ち抜き、2日目も準決勝、決勝戦へと勝ち進み、全国3位に輝いた

 2018年もたくさんの投稿ありがとうございます。2019年も読者の皆さまにとって良い年でありますように。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

12月15日、愛媛県で行われたヤイバ磯祭りファイナルステージで3位入賞した渡嘉敷大輔さん(右)
12月22日、安謝海岸で38.5センチ・1.09キロを筆頭に8匹のカーエーと32.5センチ・0.61キロのチヌを釣った砂川昌克さん

12月22日、糸満海岸で45.5センチ・1.83キロのカーエーを釣った金城正起さん
12月21日、赤野海岸で39.8センチ・1.1キロのチヌほかを釣った山城愛膳さん

12月8日、宜野座海岸で68.4センチ・4.36キロと67センチ・3.85キロのタマンを釣った比嘉徹さん
12月26日、都屋漁港で8.07キロのクブシミを釣った兼島大知さん

12月22日、本島北部で72センチ・5.42キロのミーバイを釣った嘉陽田章浩さん(琉球釣遊会)
12月23日、読谷海岸で66.1センチ・4.16キロのタマンを釣った池宮秀克さん

12月22日、那覇一文字で51センチ・2.7キロを筆頭に3匹のガラサーミーバイを釣った林浩普さん
12月23日、名護海岸で1.84キロのアオリイカを釣った吉田裕一郎さん