一転「冬」、街 冷え冷え


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冷たい風が吹く中、足早に交差点を渡る通行人ら=28日午後5時半ごろ、那覇市久茂地

 「冬」が急にやって来た―。28日の県内は寒気が流れ込み、各地で平年を下回る冷え込みとなった。国頭村奥で11・5度、南城市糸数で12・7度を観測するなど、6カ所で今季最低気温となった。

 曇天で日中の気温も上がらなかった。最高気温は下地島空港で前日より5・6度低い19・7度、那覇も同5・1度低い17・5度。28日夕、那覇市のパレットくもじ前交差点では、コートなどを着込み、家路を急ぐ人の姿があった。

 沖縄気象台によると、冷え込みは30日ごろまで続くという。正月三が日は気圧の谷の影響で曇りや雨となる予想。初日の出は「見える可能性が低い」としている。