宮城 久緒 
新年を迎えた県内各地のお寺と神社には多くの参拝客が訪れ、１年の無病息災を願い手を合わせた。那覇市若狭の波上宮には２日、初詣に訪れた家族連れや友人同士でにぎわった。参拝後には、絵馬を書いたりおみくじを引く人がたくさんいた。お守りや幸福の矢を買い求める人もいた。干支（えと）の亥（い）年にちなんだ置物も売られれていた。境内へと通じる参道には食べ物を売る出店が立ち並んだ。
長女と一緒に来た国吉政子さん（９０）＝那覇市＝は「家族と周囲の人が健康で１年過ごせるようお祈りした」と話した。兄弟やいとこと一緒に参拝した糸数朋花さん（１１）＝ゆたか小６年は「背が伸びますように」と手を合わせた。４月から中学生になるため「勉強を頑張る」と今年の抱負を語った。【琉球新報電子版】
