社会

平和祈り新春の宴 首里城 琉球王国の儀式再現

国王や諸官が新春を祝い、平和や平穏を願う琉球王国時代の儀式「子之方御拝」の再現=1日午前、那覇市の首里城公園

 正月三が日に開かれる首里城公園「新春の宴」が1日、那覇市の首里城公園で始まった。家族連れや観光客など多くの人が足を運び、壮大な儀式に拍手を送った。3日まで。

 1日午前は、琉球王国時代の正月儀式「朝拝御規式(ちょうはいおきしき)」が三部構成で再現された。御座楽(うざがく)の音色が響く中、新春を祝う第一部の「子之方御拝(にぬふぁぬうぬふぇ)」が幕開け。国王をはじめ、王族や王国の高官、庶民の代表らが祭壇に拝礼し、新年の平和と平穏を祈願した。

 宮城県仙台市から訪れた佐々木房子さん(75)は「沖縄の独特な文化を感じる。御座楽の音色も特徴的で、とてもよかった」と話した。

 3日は、御座楽の演奏や国王・王妃が御庭に登場する「国王・王妃出御」がある。下之御庭(しちゃぬうなー)では琉球芸能の宴が開かれる。