今年夏の参院選沖縄選挙区に向け、現職で前社大党委員長の糸数慶子氏(71)は4日、「玉城知事を支える意味でも(支援者から)頑張ってほしいとの声が届いている。(出馬に)意欲があるのが今の気持ちで、今後も活動を続けたい」と述べ、重ねて出馬に意欲を示した。那覇市内のホテルで記者団に語った。一方で、来週にも後援会の会合を開いた上で判断を下すとの考えも示した。参院選を巡っては、社大党が高良鉄美琉球大教授(64)の擁立を決めており、候補者の一本化に向けては曲折も予想される。
糸数氏は記者団に、党公認や推薦が得られなかった場合でも、出馬することに意欲を示した。
一方、社大党が「自身の意向を確認せずに引退を迫った」と明かした上で「気持ちを確認もせずに勝手に決めるのは民主的ではない」と、党の対応を非難した。