初競り 勢いよく 中央卸売市場青果部


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 沖縄県内に流通する野菜や果物などを扱う浦添市伊奈武瀬の県中央卸売市場青果部で5日早朝、初競りがあった。沖縄協同青果の伊禮輝夫社長らが競り開始の鐘を鳴らすと同時に、競り人や仲買人らは勢いよく競りを始めた。

 同日の入荷量は、前年比19%増の274トン。暖冬の影響で、県外産の野菜が同161%増と大幅に増えた。全体の売上高は前期比30%減の7500万円で、1キロ当たりの平均単価は前年の307円より98円安い209円だった。

 伊禮社長は「これまで以上に県中央卸売市場の役割を発揮し、利便性の向上を図っていく」と意気込んだ。

※注:伊禮輝夫社長の「禮」はネヘン