米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、県民投票が行われるまで埋め立て工事を止めるよう求めるホワイトハウスへの請願署名は6日午後8時現在、17万9458筆で、請願サイトで確認できる署名では5番目に多い筆数となった。署名の締め切りは米時間で1月7日までとされており、日本時間では1月8日の午後2時前までとなっている。
筆数が4番以内に入ればホワイトハウスの請願サイトのトップページに掲載されることになる。現在、4番目に多い署名は、2017年4月、ユナイテッド航空の飛行機に乗っていた乗客が乗務員から引きずり降ろされた事件の調査を求める署名で21万4千筆。県民投票まで工事中止を求める署名が4番目に入るには、約3万5千筆以上の上乗せが必要だ。
そのほか現在、ホワイトハウスの請願署名の上位にある内容は(1)大統領の全事業と資産を没収するべきだ(36万3千筆)(2)NFA銃火器規制法の撤廃(29万5千筆)(3)ネット中立性関連法撤廃の阻止(27万8千筆)―となっている。
ホワイトハウス請願署名はタレントのりゅうちぇるさんや、米ロック界の重鎮、ヴァン・ダイク・パークスさんら国内外の著名人らも署名をしたり、SNS(会員制交流サイト)で協力を求めたりするなどして注目を集めた。
琉球新報が確認したところ、本紙で連載「日曜の風」を執筆している精神科医・立教大教授の香山リカさん、ジャーナリストの堀潤さん、競技かるたを描いた漫画「ちはやふる」の作者、末次由紀さん、ドラマにもなった漫画「逃げるは恥だが役に立つ」の作者、海野つなみさん、バンド「cero」のボーカル、高城晶平さんらもツイッター(短文投稿サイト)で署名をしたことを報告したり、協力を呼び掛けたりしている。
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