【うるま】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、うるま市議会(幸地政和議長、定数30)は8日の臨時議会で、県民投票実施のための事務経費を計上した当初予算案を再度否決した。市議会は県民投票を実施しないと判断した。参加への最終判断は、島袋俊夫うるま市長の判断に委ねられる。
市議会は12月20日の定例会本会議で県民投票にかかる2562万9千円を計上した予算案を賛成12、反対16、退席1の賛成少数で否決した。8日、先の審議結果への採決をとった結果、賛成16、反対12、退席1の反対少数で予算案が再度否決された。【琉球新報電子版】