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今年の文字は何? 沖縄・名護の年明けの風物詩「光文字」 新成人が13日夕に点灯式

「光文字」を設置した斜面上に並ぶ東江中出身の新成人たち=12月23日、名護市の銭ケ森

 【名護】名護の年明けの風物詩として知られ、新成人たちが設置する「光文字」が今年も13日に点灯される。市内の銭ケ森斜面に浮かぶ光文字は、今年で24回目となる。新成人たちが生まれる前から実施されてきた取り組みで「先輩から後輩へ」とつなぐ伝統行事だ。文字は13日午後6時の点灯式と同時に発表する。

 今回の光文字は、東江中学校出身の新成人たちが昨年11月中旬から準備に取り組んだ。設置作業に関わった新成人は約20人。斜面の草刈りから始まった。

 実行委員会の委員長を務めた大城守利さん(19)は「けっこうきつかった。草刈りもやったことがなくって、光文字を設置する斜面にたどり着くまでが大変だった」と話す。

 斜面に電気ケーブルを敷く作業が重労働といい、縦50メートル、幅65メートルの光文字の設置作業を昨年12月23日に終えた。市や市観光協会からの補助もあるが、足りない場合は自分たちで出資することになる。市内50カ所のコンビニや居酒屋などに手作りの募金箱を置き、寄付金を募った。企画書を一から作り、役所とやりとりするなど光文字を通して学んだことは多い。

 大城さんは「今まで成人になるまでは景色として見ていたが、けっこういろんな苦労もあった。1人ではできないし、みんなや名護市が一体となって一つの文字になるんだと実感した」と振り返った。「自分たちも光文字をつないできて、来年にもつないでいきたい」と前を見据え、13日の成人式を迎える。