暖かい日々が続いたフランスに寒さが訪れた12月3日、パリ市内で日本の農林水産省主催のグ・ドゥ・ジャポンが開催され、沖縄の泡盛が話題を呼んだ。イベントは産地名のブランドを互いに守る地理的表示(GI)の周知を欧州で図ることが目的。泡盛は内閣府の琉球泡盛海外輸出プロジェクトの一環で、紹介された。
沖縄から泡盛マイスター協会専務理事の小嶺直正さんが、フランスのレストランや食品業界関係の招待客に対して、泡盛について解説し、泡盛で作ったカクテルを振る舞った。有名シェフによる日本のGI食材を使用した試食会と同様に、泡盛のカクテルも同様に好評を得ていた。
参加者からは「今日は天気が悪く寒い日だったが、泡盛カクテルのおかげで夏の気分が感じられて楽しい気分になった」との声が上がっていた。
(大城洋子通信員)