自民党沖縄県連は15日、夏の参院選沖縄選挙区の候補者として、シンバホールディングス会長で新人の安里繁信氏(49)を擁立する方針を固めた。19日の選考委員会で正式決定する。
これにより参院選は社大党が擁立した琉球大学法科大学院教授で新人の高良鉄美氏(64)と安里氏の事実上の一騎打ちとなる。
自民県連の選考委員会には安里氏を含む4人が推薦されていた。安里氏は自民所属の県議のほか、県内の首長や経済界の一部から推す声が上がっていた。
参院選の人選を巡っては、昨年9月の知事選に出馬した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)も有力候補として名前が挙がっていたが、衆院選への出馬を求める声などがあり、立候補を見送った。