沖縄県立高 推薦0・84倍 3382人志願、全日0・87倍


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 沖縄県教育庁は17日、2019年度県立高校推薦入試の志願状況を発表した。全日制と定時制合わせて4018人(前年度比56人減)の推薦枠に3382人(同50人減)が志願し、倍率は0・84倍(前年度同ポイント)だった。

 全日制では3894人(前年度比56人減)の推薦枠に3382人(同50人減)で、倍率は0・87倍(前年度と同率)だった。定時制124人(前年度同数)の枠に志願者はいなかった。

 倍率が最も高かったのは那覇国際高校国際科の3・14倍だった。普天間高普通科の3倍、球陽高理数科の2・57倍、向陽高普通科の2・5倍、那覇国際高普通科の2・38倍が続いた。

 本部高、久米島高が近隣の中学校を対象に実施する連携型入試では、定員200人(前年度比40人減)に74人(前年度比56人減)が志願し、倍率は0・37倍(同0・17ポイント減)だった。中学併設高では、与勝緑が丘中から与勝高、開邦中から開邦高、球陽中から球陽高への進学者数は定員160人(前年度比80人増)に150人(前年度比82人増)だった。

 推薦の試験は18、21日を中心に各校であり、合否は25日までに中学校長を通じ本人に通知される。県教育委員会のホームページでも志願状況を確認できる。