沖縄高専、投票1位 ICTで外国客運転支援 クロステック受賞者交流会


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クロステックイノベーション2018の受賞者交流会でグランドチャンピオンに選ばれた沖縄高専の学生ら(中央)=東京都内(沖縄銀行提供)

 ICT(情報通信技術)を活用したビジネスコンテスト「クロステックイノベーション2018」の受賞者交流会が16日、東京都内で開かれた。沖縄のほか北海道、東北、九州のコンテストで賞を受けた企業などが参加し、それぞれのアイデアを紹介した。来場者投票の結果、沖縄工業高等専門学校のチーム「あっぷるもんぶらん。」がグランドチャンピオンに選ばれた。

 沖縄高専のチームは外国人観光客の運転をサポートするシステム「セーフティプラス」を紹介した。同システムではハンドルの前にヘッドアップディスプレーを設置し、運転者の母国語で道路標識などを表示する。

 ガソリンスタンドでの給油方法なども説明できるという。外国人ドライバーの運転をサポートし、交通事故の防止につなげることを目的としている。

 クロステックイノベーション2018の沖縄大会は昨年12月に行われ、沖縄高専のチームは優秀賞に選ばれた。