辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票条例の直接請求を行った請求代表者らでつくる「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表は「私たちが署名を集めた2択ではなく複雑な気持ちですが、3択でも辺野古埋め立てに賛成、反対の意思を示すことはできる。県民全体の意思が示されるのが本来の姿であり、全県実施(の可能性)が高まってきた。最後まで盛り上げていきたい」と複雑ながらも歓迎の意向を示した。
5市の説得が難航するなか、全県実施へ向けて政治決着したことに「沖縄はすごいな、と思う。私たちの思いをくんでくれる政治家がいる。投票まで先はまだあるけれど、政治的課題を一つずつクリアして、それぞれの政党でもてる良心を信じて県民投票を成功させていけると期待したい」と話した。