琉球の音と舞 観客魅了 「杜の賑い」きょうまで


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
フィナーレでカチャーシーを踊る出演者ら=26日、沖縄コンベンションセンター

 JTB(東京、高橋広行社長)とJTB沖縄(那覇市、杉本健次社長)は26日、芸能イベント第133回「杜の賑い・沖縄」を宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開いた。沖縄開催は36年連続。「Dynamic Island 沖縄~響き渡る琉球の音色」を副題に、伝統芸能や創作舞踊を織り交ぜた迫力の舞台で観客を引き付けた。27日まで。当日券も販売している。

 舞台では獅子舞やエイサー、棒術、琉舞などの伝統芸能、元「THE BOOM」の宮沢和史さんや日出克さんによるライブパフォーマンスが繰り広げられた。約700人が出演した。

 杜の賑いは2日間で計1万人が訪れ、経済効果4億円を見込む。モアイ仲間と来た前島慶子さん(75)=浦添市=は「壮大で心が躍った。一生懸命な子どもたちを見て、伝統芸能を継承しないといけないと感じた」と語った。