音楽仲間ら就任を祝う 玉城デニー知事、仲間と交歓いまも ロックの日出演約束


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 沖縄県ロック協会と沖縄ジャズ協会の役員が1日、玉城デニー知事の就任祝いで県庁を訪れた。ジージャン姿のロックンローラーが居並ぶいつもと違う知事応接室の雰囲気だったが、「昔からの音楽仲間が沖縄のトップに躍り出たことは大きな喜び」(ジャズ協会前会長のテリー重田さん)という気の置けない面々の来訪に、玉城知事も終始リラックスした様子を見せた。

 玉城知事はバンドの追っかけやラジオDJとして好きな音楽を紹介してきた歩みを振り返り「西洋音楽もチャンプルーで県民のアイデンティティーを感じる文化になっている。沖縄の財産に位置付けても過言ではない」と語った。ロックの日(6月9日)のステージに出演する約束を交わすなど、県の文化芸能振興の一環として両協会の活動にエールを送った。

 タレントのマスミ・ロドリゲスさんは「同じハーフのパーソナリティーとして昔からミーたちのパイオニアだった」と知事当選を祝福。県ロック協会事務局長の喜屋武幸雄さんは「音楽に国境はない。平和だから音楽ができる」と県政運営に期待を寄せた。