琉球新報社 
ハワイ沖縄連合会の役員就任式が１月１９日、ハワイ州のハワイ沖縄会館で開かれた。金武町にルーツを持つ県系３世のジョセリン・イゲさんが新会長に就任した。ウチナーンチュ・オブ・ザ・イヤー賞の授賞式もあり、連合会を構成する５０の市町村人会をはじめ各クラブで年間を通して最も活躍した会員に贈られた。式にはハワイ州のデービッド・イゲ知事のほか、ホノルル市のカーク・コードウェル市長、伊藤康一ホノルル総領事、連合会会員ら総勢９００人が集まり、会場を埋め尽くした。
イゲさんの会長就任を祝おうと、金武町から仲間一町長も駆け付けた。イゲさんは今年のテーマとして「リフレクション（振り返る）」を掲げる。「１世をはじめ、これまでハワイ沖縄コミュニティーを築いてきた先輩方の歴史を振り返り、自分たちのルーツを再度確認し、ハワイ沖縄連合会の未来をみんなでつくっていこう」と呼び掛けた。次期会長に西原町（我謝・与那城）にルーツを持つリン・ミヤヒラさんが決まった。前会長のコートニー・タカラさんに続き、３年連続で女性の連合会会長となる。
昨年７月に亡くなったジェーン・勢理客さんに代わり、読谷村にルーツを持つグエン・フジエさんが専務理事に就任した。
ハワイ沖縄連合会の新役員は次の通り。（敬称略）
【会長】ジョセリン・イゲ
【次期会長】リン・ミヤヒラ
【副会長】バレリー・カトウ、タミー・ミヤヒラ、ロバータ・ウメノ
【秘書】サンドラ・ヤナギ
【秘書補佐】テリー・ゴヤ
【日本語書記】比嘉具志堅華絵
【会計】ノーマン・ナカソネ
【会計補佐】ナオミ・オオシロ
【前年会長】コートニー・タカラ
【顧問】デイビット・アラカワ▽スコット・アラカキ▽ジョン・イトムラ▽ラドニー・コハグラ▽ポール・コメイジ▽ゲイナー・ミヤシロ▽サイラス・タマシロ▽アリソン・ヤナギ
（比嘉具志堅華絵通信員）
