17年度県内ホテル稼働率80%超 全タイプ2年連続 沖縄公庫


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 沖縄振興開発金融公庫(川上好久理事長)は8日、2017年度の県内主要ホテル(69軒)の稼働状況を発表した。平均客室稼働率はシティーホテル(11軒)、リゾートホテル(29軒)、宿泊特化型ホテル(29軒)の全てで2年連続、80%を超えた。客室単価も前年度を上回った。

 客室稼働率はシティーホテルが前年度比1・6ポイント減の81・1%、リゾートホテルが同0・2ポイント減の81・2%、宿泊特化型ホテルが同0・6ポイント増の84・2%だった。

 国内・海外の航空路線新規就航や既存路線の増便などを背景に、入域観光客数が過去最高の958万人(前年度比81万人増)と好調に推移したことから、稼働率は8割超の高水準となった。

 客室単価はシティーホテルが前年度比1・7%増の1万3480円、リゾートホテルが同2・4%増の2万4171円、宿泊特化型は同3・8%増の8367円だった。

 1ホテル当たりの平均売上高はシティーホテルが前年比0・5%減の19億3100万円、リゾートホテルが同0・9%増の28億100万円、宿泊特化型は同6・7%増の4億4900万円となった。