「法的拘束力ない」 宜野湾市長 投票効果に懐疑的 埋め立て「反対」7割超


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松川正則市長

 【宜野湾】米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の松川正則市長は24日、反対が多数を占めた投票結果について「これまでとどう変わるかが見えない。翁長雄志前知事も同様な発信をしていた。法的拘束力もない」と述べ、県民投票の効果に対して懐疑的な見方を示した。

 宜野湾市は反対が2万6439票で、賛成の9643票を大きく上回った。ただ松川氏は「投票に行かないという声も多く寄せられた。普天間飛行場を抱えている宜野湾としては『普天間の危険性除去のため』という文言や『容認せざるを得ない』という選択肢があれば、違う結果になったのではないかと思う」と述べ、従来と同様に選択肢の在り方に対し不満を語った。

 一度は県民投票への不参加を決めた松川氏だが、23日に期日前投票をした。投票先の明言は避けた。