社会の一線で活躍する気鋭の個人や団体をたたえる第41回(2018年度)琉球新報活動賞の贈呈式と祝賀会が28日夜、沖縄県那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。「一隅を守り千里を照らす」を基本理念とし、社会、地域振興、教育、産業、文化・芸術、出版文化の6部門で、5団体2個人を表彰。琉球新報社の玻名城泰山社長が表彰状や記念品を贈った。
受賞者は小児在宅医療基金てぃんさぐの会(冨名腰義裕会長)=社会活動部門、にじのはしファンド(糸数未希代表)=同、あまわり浪漫の会(長谷川清博会長)=地域振興部門、島袋永伸氏(日経教育グループ代表)=教育活動部門、WUB沖縄(上江洲仁吉会長)=産業活動部門、沖縄芝居研究会(伊良波さゆき代表)=文化・芸術活動部門、當山善堂氏(八重山古典民謡保存会師範)=出版文化活動部門。
玻名城社長は式辞で「大きな志を持ち、社会や地域、県民のため尽力されてきた。これまでの功績に敬意を表したい」と述べた。