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あすから、ダイキン女子ゴルフ 沖縄県勢Vへ意気込む

 女子ゴルフの国内ツアー開幕戦「第32回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」は7日、沖縄県南城市の琉球GCで開幕する。優勝賞金は2160万円で賞金総額は1億2千万円。県勢14人を含むプロアマの実力者108人が出場する。5日は、前日に引き続き練習ラウンドが行われ、各選手ともドライバーやショットの感覚、グリーン回りなどを確認していた。また夜は那覇市内のホテルで前夜祭も催され、本番を前に選手らが意欲を語った。県勢では若手の注目株として期待される新垣比菜が優勝を目標に掲げているほか、その他の選手も地元での開幕戦に意気込んでいる。大会は10日まで。6日はプロアマ大会が行われる。

◆新垣、地元で開幕ダッシュ/優勝争いで盛り上げる


練習の合間に談笑する新垣比菜=5日、南城市の琉球GC

 プロツアー本格参戦の1年目で初優勝し、ひと回り大きくなった新垣比菜が今年もダイキンオーキッドに帰ってきた。初めてのホステスプロで臨む8度目の大会。「いよいよ始まるな、という感じ。予選通過し優勝争いできると、沖縄の人も盛り上がってくれる」と地元沖縄からの開幕ダッシュを見据える。

 女子ゴルフの人気を引っ張る畑岡奈紗、勝みなみ、小祝さくら、大里桃子ら1998年度生まれの選手ら。新垣はこの黄金世代の一人だ。昨年4月のサイバーエージェントレディスでの栄冠は、17年度プロテスト合格組の中ではツアー優勝一番乗りに。「昨シーズンはすごく充実した。優勝できたのは最高だった」と振り返る。

 一方、課題としてパーオン率の低さが見つかった。シーズン後半の疲労感を見ると、体力強化も急がれる。オフには体力トレーニングに取り組みながら、ショット、アプローチ、パット全てを見直し「今まで以上に全てレベルアップした」と話す。今季は既に米女子ツアーで2試合を終えた。成績は振るわなかったものの「もっとうまくなりたい、成長したいと思う2週間だった」と持ち前の向上心に一層、火が付いた。

 ダイキンオーキッドは12歳で大会最年少出場し、2013年からは5年連続でベストアマに選ばれた。プロ転向後に挑んだ昨年は52位に終わった。「予選通過でほっとしたが悔しさが残った」と語る。

 そこで目にしたのはホステスプロで、先輩でもある諸見里しのぶの活躍だった。「上位フィニッシュで沖縄の人も喜んでくれていた。やっぱり上位争いがしたいです」と意気込む。

 現在も沖縄を拠点に国内外で戦う。ダイキンオーキッドは「すごく気合の入る」特別な大会だ。「アマの感覚もまだあるのでプロらしいプロになりたい」と挑む3年目。「今季は複数回優勝が目標。やっぱりダイキンで優勝したい」と地元で勢いをつけ、さらなる飛躍を狙う。
 (屋嘉部長将)

◆星川、進化した「自分試す」/故郷に凱旋、再び舞台へ


練習ラウンドでティーショットを放つ星川ひなの=4日、南城市の琉球GC

 飛躍の昨シーズンを終えた星川ひなの(真志喜中―熊本国府高―日大1年)が、ダイキンの舞台で故郷に凱旋(がいせん)する。昨春、日大ゴルフ部に進み、伸ばしたショット力で進化を遂げ、国内大会は優勝を含む2位以内が3回。2年前の初出場で予選落ちしたダイキンに再び戻る。「小さい頃から見てきた試合にまた出られてうれしい。プロの中でどれだけ自分を試せるか。何とかいいプレーがしたい」と本番を待つ。

 昨年8月、日本学生選手権で準優勝し、10月の朝日杯女子学生選手権も2位。11月の日本女子学生王座決定戦で頂点に立った。しかし、けがや体調不良で「去年の良かった時のゴルフより、状態は良くない」という現在。新しいクラブにするか迷っている時期でもあり、模索が続く。ドライバーの飛距離は現在230ヤードほどだが「あと20ヤードは伸ばしたい」と挑戦中だ。

 5日の練習ラウンドは、9ホールを終えた後、2時間ほどみっちりドライバーを試した。指導者と動きやクラブを何度も確認。「練習ラウンド初日よりは、良くなってきた」と笑顔も見せた。昨夏、1打差の準優勝で涙をのんだ日本学生選手権での雪辱を掲げる今季。新たな季節はダイキンで幕を開ける。
 (石井恭子)

◆自分のプレー楽しむ/山城奈々

 5年ぶりの出場の山城奈々 昨年はドライバーがちゃんと振れなくてプロになって一番駄目な一年だった。去年の嫌なイメージはまだあるが合宿で攻めのゴルフができた。ダイキンには家族も友人も見に来るので結果も出しながら、自分のプレーを楽しみたい。

◆特別な大会、頑張りたい/川満陽香理

 9大会連続出場の川満陽香理の話 もともとパーオン率が低いのが課題で、そこを上げるのと、外したときのアプローチの練習を中心にオフを過ごした。練習ラウンドでは同じ組の選手の風のマネジメントが参考になった。ダイキンは特別な大会。頑張りたい。

◆出られる感謝で頑張る/金井智子

 2015年以来の出場となる金井智子の話 思いがけない出場だが出られる感謝をし、頑張りたい。コースはいつもと同じ感じだが、グリーンは試合になるといきなり速くなる。家族や親戚も応援に来るので頑張ってニコニコしながら回りたい。