那覇・安里―松川間 中央線変更へ 県道29号 来年度整備


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 沖縄県警は8日までに、那覇市にある県道29号(安里十字路―松川西―松川交差点)の区間で、時間帯で中央線が変わる「中央線変移」とバスレーンを見直す方針を決定した。2019年度に整備を進めて終了次第、運用を開始する予定。

 県道29号は見直しで安里―松川西間で中央線変移を継続し、松川から松川西間で中央線変移とバスレーンを廃止する。松川と松川西では右折帯ができるようになる。県道29号は、真嘉比方面と松川西を結ぶ周辺で混雑が多発するなど、交通状況が変化したため今回の見直しに至った。

 国道507号・330号(国場―古波蔵―旭町交差点)に関する見直しでは「中央線変移規制は分かりにくく、必要最小限として極力、廃止したほうがいい」などの意見が寄せられた。県警は「中央線変移を実施または廃止した場合の効果や影響を分析し、実証実験の実施も視野に再検討を進めていきたい」としている。

 国道507号・330号の区間については、意見公募(パブリックコメント)の声を踏まえ再検討する。