ゲームの腕競う 那覇にeスポ施設誕生 競技者交流も


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eスポーツを楽しむ利用者ら=10日、那覇市松尾の「e-SportsLab」

 コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」を気軽に楽しめる施設「e―SportsLab(イースポーツラボ)」が10日、那覇市松尾のサンライズ那覇商店街にオープンした。同様の施設は県内初で、初日から多くの人でにぎわった。

 県内では2018年12月にeスポーツの普及や啓発を目的に、県eスポーツ協会が設立。今年9月に開催する茨城国体の文化プログラム事業の一つになるなど、全国的にも盛り上がりを見せている。

 施設内には20台のパソコンが設置され、利用は1時間300円。年中無休、24時間の営業を予定している。小規模なイベントなどでも利用でき、競技者同士の交流を図る狙いだ。運営を担うサウスリンクの上江田七洋(かずひろ)代表取締役は「競技人口を増やし、沖縄から世界的プレーヤーを輩出したい」と期待を込め「未経験者も気軽に足を運んでほしい」と呼び掛けた。

 家族・友人とオープンを待った喜舎場悟飯君(11)=天久小5年=は「初めての経験でわくわくする」と話した。