自民沖縄県連会長に中川京貴県議 23日に正式決定


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中川京貴氏

 自民党沖縄県連は13日までに、2月24日の辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り県連会長を辞任した照屋守之県議の後任として、副会長の中川京貴県議(56)を会長に充てる人事を内定した。島袋大幹事長や具志堅透政調会長、末松文信総務会長は留任する見通し。23日の総務会で正式決定する。

 中川氏は中頭郡選出で現在3期目。総務会長や幹事長などを務め、2018年4月から県連副会長。県議を中心に会長に推す声が上がっていた。会長就任は初となる。会長人事を巡っては、西銘恒三郎衆院議員を推す声もあったが、西銘氏は固辞した。

 自民県連は県民投票を巡り、今年1月29日の県議会臨時議会で賛否2択から3択に改正する県民投票条例改正案に自民党県議5人が反対し全会一致とならなかったことを受け、当時会長だった照屋氏が自身に責任があるとして辞意を表明し、その後の常任総務会で了承された。