【宮古島】宮古島市伊良部下地島の「みやこ下地島空港ターミナル」が今月30日、開業する。三菱地所(東京都、吉田淳一社長)と下地島エアポートマネジメント(伴野賢太郎社長)は15日、報道関係各社向けの内覧会を開いた。施設内は搭乗手続きエリアや待合スペースなど各所に木材を使い、木の温もりのあるリゾートホテルのような空間を演出している。
新ターミナルは30日に本格運用が始まり、同日に開業式と、成田―下地島路線の就航が決定している格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンの就航式が行われる。
敷地面積は3万2586平方メートル、延床面積は1万2027平方メートル。チェックインカウンター12カ所、搭乗ゲート3カ所、国際・国内線の到着ロビーがそれぞれ1カ所。飲食店2店舗、物販店は3店舗入居する。
搭乗手続きエリアなどには、特別な工法で強度を上げた「CLT(直交集成板)」と呼ばれる木材を使用した。
16日午後には神事と竣工式が行われ、17日には正午~午後2時に、一般向けの内覧会が開かれる。