糸満路 6482人完走 初の平和トリム


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号砲とともに糸満路へと駆けだすハーフマラソンコースの参加者=17日午前、糸満市西崎運動公園前(又吉康秀撮影)

 「みんなが主役 みんながいちばん」をテーマに第1回いとまん平和トリムマラソン(主催・同実行委員会、糸満市、糸満市教育委員会、共催・琉球新報社ほか)が17日、糸満市西崎運動公園で開かれた。車いすや視覚障がいなど障がいの有無にかかわらず誰もが楽しめる大会で、初夏を思わせる汗ばむ陽気の中、それぞれのペースで糸満路を駆け抜けた。4種目に7176人(男性4516人、女性2660人)がエントリーし、6482人が完走した。完走率は90・33%だった。

 開会式では、特別ゲストの具志堅用高さんが「全員が完走することを願っています」と選手を激励した。糸満市平和ガイド研修生の中高生9人は「私たちは み霊の眠る『平和の杜』に誓う みどりの山河を愛し いのちの尊さ 命(ぬち)どぅ宝を いつまでも 伝えていく」と力強く糸満市平和都市宣言を読み上げた。

 申告タイムと同じ記録でゴールしたピタリ賞は5人だった。