経済

宮古地域の「第二の空の玄関口」本格運用始まる 「みやこ下地島空港ターミナル」

出発初便に乗り込む搭乗客ら=30日午前11時37分、宮古島市伊良部の「みやこ下地島空港ターミナル」

【宮古島】「みやこ下地島空港ターミナル」が30日午前8時、開業した。宮古地域の「第二の空の玄関口」の本格運用が始まった。ターミナルでは開業式典と格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンの宮古下地島就航式典が行われ、県や市など多くの関係者が訪れて開業を祝った。

 開業式では下地敏彦市長が「さまざまな地域からの離発着があり、国際交流などの促進につながる。新たな空の玄関口としての発展を期待したい」とあいさつした。ターミナルを運営する下地島エアポートマネジメントの伴野賢太郎社長は「とうとうスタートの日を迎えた。より多くの人が利用できるよう研さんし、宮古島市、そして沖縄県の観光振興に寄与できるよう日々進歩していきたい」と力を込めた。

 続いて行われたジェットスターの就航式では、片岡優社長が「初日の成田―宮古下地島便は往復ともにほぼ満席」と笑顔で報告。「新たな需要を開拓し、多くの人が宮古を訪れるよう活性化できればと考えている」と意気込んだ。


開業を記念してくす玉割りを行う関係者ら=30日午前8時12分、宮古島市伊良部の「みやこ下地島空港ターミナル」

 下地島空港は長さ3000メートルの滑走路を持ち、1979年にパイロットの訓練飛行場として開設された。80年に那覇―下地島線が定期就航していたが、94年に運休。その後の訓練使用回数も減り、休眠状態にあった。県が新たな利活用のため民間事業者を公募し、三菱地所(吉田淳一社長)と17年3月に合意を締結、新たなターミナルの整備に至った。

 到着第1便となるジェットスターの成田―宮古下地島路線の機体は午前10時55分に滑走路に着陸。到着口前では宮古島観光協会やジェットスター関係者らが拍手と三線の音色で、初めての搭乗客を盛大に出迎えた。搭乗客らは驚いた表情を見せつつも笑顔で到着口を通過した。その後、下地市長らが乗り込んだ出発初便の成田空港行きが、空港スタッフらに見送られて正午に離陸した。


宮古島観光協会など、関係者らに出迎えられる到着第1便の搭乗客ら=30日午前11時10分、宮古島市伊良部の「みやこ下地島空港ターミナル」

 航空路線の定期便は、ジェットスター・ジャパンの成田―下地島のほか、同社の関西―下地島が7月3日から、香港のLCC香港エクスプレス航空の香港―下地島が7月19日からの就航が決定している。また、韓国大手航空会社の大韓航空が6月にチャーター便の就航を予定している。【琉球新報電子版】



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