響く4人の情熱 ヴェリタス弦楽四重奏団公演


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 クラシック音楽の普及を目指す「ビューローダンケ」主催のコンサートシリーズ第4回「ヴェリタス弦楽四重奏団」(琉球新報社共催)が30日夜、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。岩崎潤さん(バイオリン)=写真左端、島田真千子さん(同)=同左から2人目、小倉幸子さん(ビオラ)=同中央、工藤すみれさん(チェロ)=同右端=の4人による情熱的で生き生きとした演奏を観客に届けた。沖縄公演は今回で4回目。

 公演では4人がハイドン、ショスタコーヴィチ、グラスのカルテット作品を演奏した。ハイドン「弦楽四重奏曲第6番 ハ長調作品1―6」は爽やかで優しい弦の音色を響かせた。

 最後はシューベルト「弦楽五重奏曲 ハ長調作品163(D.956)」。潤さんの父岩崎洸さん(チェロ)を迎えて、壮大で疾走感のあふれた演奏を繰り広げた。