指揮官「タフな試合に」 FC琉球 首位堅持へきょう千葉戦


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 サッカーJ2で開幕から6試合負けなしの首位に立っているFC琉球は3日午後7時から、千葉県千葉市のフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド市原・千葉(19位)と対戦する。3月30日の山口戦から中3日となる。樋口靖洋監督は「連戦の中では今節はタフな試合になると覚悟している」と気を引き締めた。

 1993年から09年までJ1にいた千葉。10年からJ2に降格すると、昨季はこれまでで最低の14位。今季もなかなか調子が上がらず、4節終了時点で2分け2敗で最下位となり、監督の電撃解任に至った。

 5節以降は3―4―2―1の布陣で、堅い守備からビルドアップ(組み立て)する戦法で京都に1―1、福岡に1―0で初勝利を挙げている。樋口監督は「個人の力はJ2でもトップクラス。チームとしてボールを動かすことはできている」と警戒する。リードされる展開から試合終了間際に引き分けに持ち込んだ前節の山口戦。「崩し切る形が少なかった。チームとして(相手守備を)突破するイメージを共有したい」と意気込んだ。