興南 7度目の頂点 沖水に3ー1 第66回春季高校野球


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
興南-沖縄水産 1回表1死2、3塁 先制の適時打を放つ興南の宮城大弥=4日、北谷公園野球場

 高校野球の第66回県春季大会(主催・県高校野球連盟、共催・琉球新報社)の最終日は4日、北谷公園野球場で決勝戦を行い、3-1で興南が勝利した。優勝した興南は鹿児島県で開催される第144回九州地区高校野球大会(4月20~25日)に県代表として派遣される。

 興南は4年ぶり7度目の優勝を飾った。

 興南は3試合に先発した又吉航瑶、沖水は古波藏悠悟が先発した。

 一回表、興南が勝連大稀と宮城大弥の連打で先制する。三回には勝連が四球で出塁し、宮城の安打で勝連が三塁まで進むと遠矢大雅の犠飛で追加点を挙げた。

 守備では先発した又吉が四回途中まで1失点に抑える。又吉に変わりマウンドに立った宮城は1死二、三塁のピンチも相手のスクイズを外して、3走を挟殺してしのいだ。宮城は投げては6回から毎回奪三振の快投を見せた。

 沖縄水産は三回裏、代打の新城安都希が安打で出塁。2死から比嘉昭寿、真栄城徳二郎の連打で1点を返す。しかしそれ以降、興南宮城の前に三振の山を築かれ、追加できなかった。【琉球新報電子版】

クリックで拡大(PDFファイル4.86MB)