琉球新報社はインターネット大手のヤフー(東京・川邊健太郎社長)と共同で、戦後沖縄と同様に米国の統治下に置かれた小笠原諸島(東京)に関する動画コンテンツを制作した。ヤフー、琉球新報の両サイトで15日、公開した。
ヤフーの特集サイト「未来に残す 戦争の記憶」内に小笠原諸島に関するページ「戦争に翻弄(ほんろう)された島々~小笠原諸島」を設置。戦前の父島や硫黄島の暮らしや、1944年の空襲の様子などについて3人の証言動画を掲載している。
琉球新報とヤフーの動画共同制作は、2017年の「慰霊の日」に合わせた沖縄戦、18年の宮森小学校米軍ジェット機墜落事故に続き3度目。