「米国のやりたい放題だ」 市民100人が新基地建設に抗議


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
土砂を積んだ運搬船に向かい抗議するカヌーに乗った市民ら=17日、名護市安和の琉球セメント桟橋付近

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で17日、名護市安和の琉球セメント桟橋前に市民が約100人集まり、基地建設に抗議した。カヌーも14艇が海上で抗議した。

 第2次普天間爆音訴訟の島田善次原告団長も抗議に参加し、16日の控訴審判決について「何の理由も説明されない最低の判決だ。日本の司法に希望が持てない」と市民の前で話した。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長は同訴訟と北谷町で起きた米兵による女性殺害をあげ「米国のやりたい放題だ」と批判した。【琉球新報電子版】