その仕事は沖縄で… 内閣府が時間貸しの仕事場紹介 県外企業のテレワーク誘致


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 【東京】勤務先以外の場所で仕事をするテレワークの拡大を目指し、内閣府沖縄担当部局は19日、時間貸しの仕事場「コワーキングスペース」などの関連施設を紹介するウェブサイト「その仕事は沖縄で」を開設した。沖縄は冬季の避寒や春先に花粉症に悩まされにくいなど「他県にはない働く場所としての魅力がある」(内閣府)とし、県外企業のテレワーク誘致を進める。

 内閣府によると、特定の都道府県に限ったテレワーク関連施設の検索サービスは国内初という。

 コワーキング施設や貸し会議室、図書館などテレワークができる46施設を現時点で収録している。昨年秋に名護市で実施したテレワーク体験ツアー参加者の声も掲載した。

 テレワークを活用することで、長期のまとまった休暇をとるのが難しい人の滞在期間を延ばし、宿泊日数の延長や観光消費額の拡大につなげる狙いだ。

 同日の会見で宮腰光寛沖縄担当相は「沖縄は旅先で仕事をする『ワーケーション』が1年中可能だ。午前中に海で泳いで、昼からはテレワークでしっかり仕事をして、夜は琉球料理と泡盛を楽しんでもらえる」と魅力を語った。

 詳細はホームページ(http://tele-oki.okinawa41.go.jp/